バッファロー’66


バッファロー'66 [DVD]

バッファロー'66 [DVD]

この映画で、監督、脚本、主演、音楽とすべて一人でやっているビンセント・ギャロはすごいわがままな奴だと思う。本当に自分のやりたいことを寄せ集めたような映画なのだ。
まず,
最初のシーンが主人公が刑務所から出てきておしっこがしたいと言ってトイレを探すのだが、近くに見つからなくて、結局、刑務所にもっかい戻してくれと言うのだ。
これには、笑った。
とにかく、こいつがちょっとおかしい奴なのだ。日本語字幕では、正しく表記されないが、同じことを二回繰り返してしゃべる癖があったり、途中で会った(誘拐した)彼女に絶対ちんこを見せたくないという変な意地があったり。
最後のシーンも少し甘いが僕はこんなのも好きだ。なんか、何も変わらないって好きなのだ。(映画でも何でも、一つ良いことが起こったら立て続けに良いことがおきたりすることがあるがそんな事は現実にはないのでしょせん見せ物やなと引いてしまう)


この映画は、結構何回も見れるくらい楽しく、自己評価ではB+なのだが、(B+全てが何回も見れる映画だと勘違いしないで欲しい。何回も見れるのはこの映画だからだ。)こんな映画がちゃんと真面目につくった映画と一緒なのは、なんか尺なので・・・。