戦場のピアニスト


戦場のピアニスト [DVD]

戦場のピアニスト [DVD]

公開当時は結構、話題になっていったので楽しみにしていたのだが、それほど感動は無かった。
ユダヤ人のピアニストがドイツ兵に見つからないようにひたすら息を潜めて隠れ続けるという話なのだが、全然関係ないが僕はこれを見てゲームにしたら面白そうやなぁ〜と思った。
チーム戦で片方が武器を持ってもう片方を追い掛け回すというゲームだ。子供の頃の遊びで言うと、「けいどろ」(これは地域によって呼び名が色々あるようだ。遊び方も多少違うみたい。)のような感じ。チームで分かれて銃撃戦をするというゲームはあると思うんだけど、片方が逃げるだけで片方が捕まえるだけっていうのはまだないような気がする。インターネットとかでやったら面白いんじゃないかなぁ。
まぁ、それはさておき『戦場のピアニスト』だが、いかんせんインパクトがなかった。正直、この辺は歴史の勉強でもやっているので、そんなに知識としても知らないことは無かったし、映像としても実話を元にした映画よりも当然、授業で見た本物の実写を収録しているNHKの『映像の世紀』の方が壮絶である。
最近、よく思うのは実話を元にしたリアルな映画だからって映画として面白くなければ評価するべきではないという事だ。しょうむない実話の映画だったらドキュメンタリーの方がよっぽどいい。この辺は『ブラックホーク・ダウン』の所で@@さんと議論しているので良ければ参照して欲しい。(http://d.hatena.ne.jp/naoyann/20041213
だから、僕は『戦場のピアニスト』より『ライフ・イズ・ビューティフル』をオススメしたい。こういうユダヤ人迫害物という形をとりながらも本題は又違った所にあるので、楽しく見れると思う。


ライフ・イズ・ビューティフル』 B+α