井戸端映画論


先日、友人からこんなことを質問された。「映画ってさぁ〜、面白い、面白くないってどこできめる〜?」
(う〜ん、なかなか難しい質問だ。)とか思いながらも、得意の知ったかぶりではぐらかしつつ、模索していたら、やっと自分なりの結論が出た。
『作品としてアリやったら、面白い』まあ、当たり前っちゃあ、当たり前なのだが。 案の定、友人は、ふ〜んてな顔をしていた。ちょっと悔しい。
彼が何故そんなことを聞いてきたかと言うと、アクション映画を見て、ビルがボカーンて爆発して映像としては面白い。けど、ストーリーが良くなかったら映画として面白くないんじゃないかと思ったからだ。
僕は、その話を聞いてふ〜んてし返した後に、「そのアクション映画の売りは、そのボカーンていう映像であってストーリではない。(まあ、ストーリーが良いにこした事はないが)だから、別にストーリーはしょぼくていいのだ。 マンガでも絵がヘタだとマンガがヘタだと勘違いしてる人がいると思うが、そうではないのだ。あくまでも、絵というのは、マンガの中の一部分であって他にストーリーやらコマ構成やらキャラクターなどがあって、その中での絵がヘタだということに過ぎないのだ。だから、アクション映画のストーリーがヘタでも映像にインパクトがあって、ストーリーなど気にさせないくらいの強引さがあれば、その映画は作品としてアリであって面白いということになるのだ。」と言ってやった。(口下手なので実際はこんなに上手くは話せなかったが)

でも、本当は見終わった後、面白かったか面白くなかった、それだけなんだけどね。