夢の温度[夏祭り]


夢の温度―夏祭り (フィールコミックスGOLD)

夢の温度―夏祭り (フィールコミックスGOLD)

僕は、少女マンガが読めない。僕は、少女マンガが買えない。
どういう事かというと、単純に読みたくても買うのが恥ずかしいのだ。(本棚に置くのも恥ずかしい)たぶん、男なら誰でも少しは恥ずかしいと思うけど、女性が少年・青年マンガを買うのはどうなのかなぁなんて思いながら、又いつもの少年・青年マンガコーナーでゴソゴソやってたら大判コミックの方で南Q太という人が書いているたぶん少女マンガというやつを見つけた(大判は結構、ごっちゃになってるんだよね)。
話をレビューに移すが、女の子が魅力的で男でも読みやすいマンガだった(このマンガに登場してくる、女の子という存在自体が魅力的という意味である。(まぁ見た目も魅力的なんだけどね)ストーリー的には、学校の先生と生徒が、恋に落ちるというものなのだが、すっきりとした話で全然泥臭くない。それと、起承転結がすごくしっかりしていてそれもすっきりと感じる理由の一つだ。(悪い人がいないのも理由の一つかもしれない。かわいそうな人はいるけどね。)だが、一つ惜しいのは、この先生と生徒の恋の行方が見られない事だ。最後は、話を読者にゆだねる形で話を終わらせているからだ。
と、残念に思っていたのだが実は、これには続編があったらしい。「冬、夏祭り、はる、あき」とあるらしく、いつか全部読んでみたいと決心をする自分である。
(順番は一見バラバラですが、ちゃんとこれで合っています)


(一つ、気になるのだが、上で「男でも読みやすい」と書いているのだが、女性はこの南Q太をどう思っているのだろうか。色んな疑問がわいてくる作品である。)
ちなみに南Q太は女でしたねぇ。
B+