スクール・オブ・ロック


スクール・オブ・ロック スペシャル・コレクターズ・エディション
パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン (2004/09/17)

どっちもロック魂を描いた作品です。ストーリーはロックミュージシャンの主人公が教師になりすまして、子ども達にロック魂を教えていくというもので、こういうニセモノ教師が生徒を変えるっていうのは王道というかどこかで観たことある話なのだが、そこは音楽の面でゴリ押している。
僕の記憶が正しいければ確か北野武が言っていたと思うのだが、「映画というのは半分は音楽で出来ている」というセリフがあった。僕も北野の『キッズ・リターン』、なんかを観ていると本当にそう思う。だからこそ、こういう音楽映画は悔しいと言うか、そりゃ心に響くわ、ぐらいのモチベーションで観ている。
所々でてくるカルトな話もロックの授業も何より子ども達の演奏には心に響いたが、スタッフロール前のあのハリウッド特有の大成功は大嫌いだし、評価こそ高くしたがそんなに良い映画ではないと思う。
B+