三宅乱丈作品

ぶっせん 1 (1)posted with amazlet on 06.02.13三宅 乱丈 講談社 (2000/02)色んな書店・古本屋を回ってやっと全巻集めた。今、残念ながら絶版になってしまっている三宅乱丈の『ぶっせん』である。 1巻だけを読むと、大げさで気持ち悪いキャラ(特に正助)…

幽玄漫玉日記

幽玄漫玉日記 (1)posted with amazlet on 06.02.13桜 玉吉 エンターブレイン (2000/06)ギャグ漫画には2つの種類があると思う。軽いジャブのような笑いと重いボディブローのような笑いだ。 前者はというと速くて華麗で結構顔もすぐに腫れてくる。でも実は効…

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマーposted with amazlet on 06.02.13東宝 (2002/09/21)る星やつらと押井守の関係はTVシリーズからのものであったが、このTVシリーズがどうやらかなりくせものだったらしい。 当時、押井はこの仕事を受けてみて青ざ…

今日の脳内処理行き

6人の詐欺師達がチームを組んで大もうけをしようとする…というのは僕達が非常に心ひかれる設定であるし、おいしい設定である。 しかし、実際として面白くならなかったのは製作者側の失敗、企画倒れにあると思う。 監督が悪いのか誰が悪いのか知らないが…い…

犬、走る DOG RACE

一言でいうならば、アウトサイダーな奴らが走り回る映画。 お金がない分、役者・監督が作り出す空気感で補おうとする作品はやっぱり好きで、どうしてもひいきしてしまうところがある。そんな趣向だからどうしても邦画専門になってしまうのかな…。 この映画も…

火垂るの墓

火垂るの墓posted with amazlet on 06.02.13ワーナー・ホーム・ビデオ (2005/07/29)恥ずかしながら毎年毎年やってるこの映画を今年、はじめて観た。ちょうどこの時期は夏休みだからテンションが上がっていて映画どころではなかったのかも知れないな。まぁー…

今日の脳内処理行き

主人公・金俊平、改めたけしはやっぱり迫力がある。それに尽きる作品だった。本当に興味深いシーンが多く、映像力はあったんだけど、観客が主人公の一生をたんたんと観るというスタンスだとこの時間はさすがにだれてくる。(原作を読んだらそんなこともない…

アイデン&ティティ

アイデン & ティティ [DVD]出版社/メーカー: 東北新社発売日: 2004/08/27メディア: DVD購入: 1人 クリック: 32回この商品を含むブログ (378件) を見る これは逆にロックの世界に不満を持って、結果、成功できずにいるいらだちの日々を描いた青春映画で芸術主…

スクール・オブ・ロック

スクール・オブ・ロック スペシャル・コレクターズ・エディションposted with amazlet on 06.02.13パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン (2004/09/17)どっちもロック魂を描いた作品です。ストーリーはロックミュージシャンの主人公が教師にな…

少年マンガ 私的ベストセレクション

レビューを見てふと気づいたのだが、そういえば、少年マンガ全然レビューしてねぇ!! 唯一したレビューもオススメできないものだったし…。ということで、僕の少年マンガベストセレクションをしたいと思います。今から紹介する作品よりも好きな作品はあると…

バラが咲いた

バラが咲いたposted with amazlet on 06.02.13ジョージ朝倉 講談社 (2003/05/13)これは読んだ当初、身震いした記憶がある。「デビュー作がこのレベルか!?」と。 『ハートを打ちのめせ!』では、ありそうでなさそうのラインに持ってくる難しさの話をしたんだ…

ハートを打ちのめせ!

ハートを打ちのめせ! 1 (1)posted with amazlet on 06.02.13ジョージ朝倉 祥伝社 (2002/07/08)う〜ん。ジョージ朝倉の作品は、全然嫌いじゃない。むしろ、好きなはずなんだけど、どうもこれは面白くなかった。 どうして、設定が中学生なのだろうか?あんな駆…

教えてはてなダイアリー

よく、他の人がやってらっしゃる、タイトルの右にある「このページをアンテナに追加」や「RSSフィード」などのアイコンはどうすれば付けられるのでしょうか? そして、他にも色々なアイコンがあるのでしょうか? [その他]ブラザーのコンパクトレーザー複…

W3

W3(ワンダースリー) (1)posted with amazlet on 06.02.13手塚 治虫 秋田書店 (1995/03)手塚治虫(以下、手塚)の中期作品という感じだろうか。劇画が主流になりつつあった時期でその劇画を手塚自身も取り入れ始めた時期の作品である。 手塚のマンガは、たぶ…

VISUALBUM

HITOSHI MATSUMOTO VISUALBUM DVDスーパーBOXposted with amazlet on 06.02.13アール・アンド・シー (2003/03/26)この作品は、僕がレビューを書き記そうと思ったきっかけの1つでもある作品である。 具体的にどういう作品かというと、ダウンタウンの松本人志…

でけたー。修復完了!!

一応、帰還しました。

誰も知らない

誰も知らないposted with amazlet on 06.02.13バンダイビジュアル (2005/03/11)この映画、子どもが親に捨てられてそれでも健気に生きつづけるという話なのだが、僕はこれを観て非常に自分とシンクロしてしまった。 それは僕が小学3年生ぐらいの時に、母親が…

[その他]お知らせ

これで、定期試験のお知らせも3度目になり、「シネマ・コミックレビュー」開設から半年が過ぎました。 飽き性の自分にはめずらしく楽しくレビューさせてもらっています。ところで、最近、『コミックビーム』という月刊雑誌を購読することにしました。雑誌を…

失踪日記

失踪日記posted with amazlet on 06.02.13吾妻 ひでお イースト・プレス (2005/03)マンガ好きにも2種類の者がいると思う。 それは、ただマンガが読めれば良いという収集癖のない人と読めればいいというだけでなく、ちゃんと形となる紙としての物(本)を所…

リニューアル

このサイトの題名を「マンガ・コミックレビュー」から「シネマ・コミックレビュー」に変えさせてもらいました。 マンガを主体としたサイトですので、「マンガ」というキーワーは入れたかったのですが、映画の方も予想以上に多くレビューしているので、やむな…

今日の脳内処理行き

『ナイン・ソウルズ』 これも板尾創路がかなり目立っていました。冒頭10数分はかなり期待できて喰いついたが、後半は正直、風呂敷を畳むのに精一杯って感じで観ているのが辛かった。悪くは無いけどどうなんだろーって感じ。こういう映画はもう少し、踏ん張…

真夜中の弥次さん喜多さん 弥次喜多in DEEP

真夜中の弥次さん喜多さん

真夜中の弥次さん喜多さん DTS スタンダード・エディションposted with amazlet on 06.02.13角川エンタテインメント (2005/10/07)久しぶりに映画館に行ってきた。約1年ぶりくらいだろうか。 久しぶりに行って、分かったことがある。僕には映画館は合わない…

今日の脳内処理行き

『ザ・ウォッチャー』 監督がMTV(大手音楽専門チャンネル)出身ということもあってか、冒頭の5分は映像と音楽だけのプロモーションビデオ的なところがあって、それで、割と心をつかまれた。(攻殻っぽかったし)主人公はなかなか良かったが、悪役はキア…

攻殻機動隊シリーズ

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 [DVD]出版社/メーカー: バンダイビジュアル発売日: 2004/02/25メディア: DVD購入: 4人 クリック: 119回この商品を含むブログ (278件) を見る攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 1 [DVD]出版社/メーカー: バンダイビジュアル発売…

お知らせ

今回から「今日の脳内処理行き」という項目も書くようにしました。 評価の良し悪しに関わらず、あまり伝えたい事がない場合には、脳内処理行きになってしまいます。 もしくは、残念ながら私の事情により、レビューする機会を逃してしまった作品もこれになっ…

今日の脳内処理行き

『東京ゴミ女』 設定はかなり面白いが、自主映画のようなショボイ画だった。そのショボさがある意味予想通りだったのは、何とも悲しい。もう一捻りしてくれていたら、出来によっては2段階は上がったかもしれない。 C 『世にも奇妙な物語 映画の特別編〈特…

ギャング・オブ・ニューヨーク

ギャング・オブ・ニューヨーク [DVD]出版社/メーカー: 松竹発売日: 2003/08/08メディア: DVD クリック: 28回この商品を含むブログ (76件) を見る この映画のだいたいの世界観を言うと、イギリス・アイルランドから大勢の人が移民してきた時代であり、ギャン…

無問題

無問題(モウマンタイ) [DVD]出版社/メーカー: バンダイビジュアル発売日: 2000/07/25メディア: DVD クリック: 246回この商品を含むブログ (20件) を見る 別に何も期待せずに観てしまった作品。 予想では、冴えない青年(岡村隆史)が、自分を変える為とか恋…

井戸端映画論2

先日、『刑務所の中』を観て、かなり面白かったので母に勧めてみた。 僕は母が観終わった後に、意気揚々と「どうだった?」と聞くとふてくされた表情で「ストーリー性がなくて、別に面白くなかった」と返してきた。 「いや、いや、いやぁ」と反論したかった…